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梅子黄

14/6/2020

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​Lorsque le prune devient jaune
今週からヨガスタジオの再開。
3ヶ月近くのオンラインヨガクラスもだいぶ慣れてきていたところなので、辞めずに週に1回は継続することにした。
この3ヶ月の間に確実に今までとは違う大きな変化が物理的にも精神的にもあった。3ヶ月もオンラインヨガクラスをやっていたので、すっかり身も心も@Home体勢に慣れてしまったせいか、先週くらいから軽い鬱状態。。。
このまま@Homeを続けていたい自分とシャキシャキと外に出かけるアクティブなもう一人の自分の姿が心の中で問答を繰り返す。
「ロックダウン前の目まぐるしい日々にもどりたいの?」
「いや、戻りたくない」
「じゃあ、どうなりたいの?」
「。。。どうなりたいんだろう、自分」
「とりあえずは、仕事を再開してみる。動く事で違う風景が何か見えてきて、気持ちも切り替わるだろうし」
「 でも気をつけて、自分のリズムを大切にしてね」
「自分なりの音階、メロディーを奏でるように。。」
「どうやったら、そうできるのかな?これからしばらく探しながら進んでみるよ」
鬱の自分を客観的に見れるようになっているのも、きっとヨガのおかげなんだろう。人間浮き沈みがあるのは当たり前。
Photo
​ヨガスタジオの再開。
衛生第一。消毒の為の小物を購入し、生徒に持参してもらうものの連絡。あれこれ考えながら、当日を迎えた。
スタジオに早めに入りとりあえずは出入り口、床、トイレの掃除。掃除をしながら
仏教の修行僧が頭にふっと浮かんだ。
仏教の修行は日常の基本的な作業を毎日繰り返し行を積むことで悟りを開く。掃除、片付けは基本中の基本。
ここヨーロッパでは掃除というものは仕事として誰かに頼んでやってもらうもの、と考えるのが主流。昔の植民地時代の思想が根強く残っているんだろう。と、こちらの日本企業で長年働いている日本人が言っていたのを思い出す。ヨーロッパではだいたいこの清掃業は外国人=移民がやっている。
掃除は確かに重労働だ。
私の学生時代は学校で掃除の時間があった。教室の机椅子を全部動かして掃除をする。床の雑巾がけを皆で横列になってする。まさにあの身体の動きはヨガのAdho Mukha Svanasanaだ。
掃除をした後は疲れているけど、気持ちも頭もスッキリする。
Photo
ベルギーの人々の生活はコロナを機に変化が起きている。抱き合ってする親しみの挨拶をせずに肘と肘をつけあって挨拶をしたり、ヨガクラスでもクラスの最後に掃除の時間を設けて自分の使ったマット、用具を消毒し、雑巾がけまではしないが床のモップがけを行う。
外履きのまま家で過ごすのが普通の習慣を持つヨーロッパ人の習慣も徐々に変化が起きるのか?
これだけ科学やテクノロジーが発達したこの現代に昔から伝わる僧侶の修行である掃除が今でも継続されている意味がなんとなく分かり始めてきたところだ。
自分たちが汚したものは他人に綺麗にしてもらうのではなく自分達で綺麗にする。
使ったものは元の場所に戻す。
長い歴史の中で育った根強い思想の根っこを変化させるのは容易ではないが。世界中の人々が日本人のように距離をとってお辞儀をするという挨拶をするようになる日が近い未来に来るのだろうか?
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